アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2016年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
宮本 啓さん
日本日本
2016年度
  • 早稲田大学
Q. プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。

この事業を通じて3つの成果を得ることができました。1つ目は、グループリーダーを通じて得た、他人を配慮する力です。プレゼン準備中では、話し合いの方向性を決め、またメンバー全員が常に共通認識を持つように努めました。例えば、留学生が話す複雑な英語を、英語が苦手な日本人に日本語で説明してあげたり、日本人が複雑な説明をしたいときに、それを留学生に英語で説明してあげたりといったことです。2つ目は、ASEANと日本の関係へのさらなる興味、関心です。プレゼンテーション大会を通じて、ハラルフードしか食べられないイスラム教信者への日本の対応策や、ASEANと日本でのフードオリンピック、日本で働くASEANからの外国人へのビジネスマナー講座など、興味深いアイデアを知ることができました。これにより、「この先、急成長していくASEAN諸国と日本の関係をよりよくするにはどうすればよいか」ということを、自分の中で自然と考えられるようになりました。3つ目は、留学生の、大学での勉強への熱心さや、大学卒業後のキャリアプラン、将来の高い目標などを聞いたことで、自分の未熟さを痛感できたことです。それにより、私も皆に劣らず、自分の目標に向けて突き進んでいこうという気持ちを強く持つことができました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

印象に残ったのは、体育館でプレゼンテーションのグループメンバーでレクリエーションを行った時です。その時までは、プレゼンの進捗具合などを不安視して、グループ内にあまり良い雰囲気が流れていなかったような気がしましたが、レクを通じてお互いに笑いあったことで、グループでの仲が良くなり、その後のプレゼン準備の雰囲気が明るくなったと思います。

Q. 次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。

ASEAN諸国の友達が欲しい方、外国人とのグループワークを通して自分の発言力やディスカッション能力を高めたい方、楽しく国際交流をしたい方、自分の英語力を上げたい方、留学生が持つ高い目標や野心などに刺激を受けたい方などには素晴らしい企画だと思うので、ぜひ参加していただきたいと思います。英語力が全くなくても参加することはできますが、私個人の意見としては、英語が喋れた方がコミュニケーションも円滑にとれるし、英語がしゃべれないよりは絶対的に楽しいので、参加前に英語力を鍛えておくことをお勧めします。また会議中は、己の挑戦の場だと思い、ミスを恐れずにどんどん積極的に発言をしてください。英語が拙くたって構わないです。伝わらなかったら、もう1度丁寧に伝えればいいんです。プレゼン中も、自分に自信をもって、堂々と前に立ってスピーチした方が良いです。このイベントは、将来の自分に向けた準備イベントです。失敗したとしても誰もあなたを責めないし、なんのデメリットもありません。何もやらずに、失敗経験も成功経験も得られないことが一番もったいないことなので、とにかく自発的に動いてみましょう。がんばっている姿を見せれば、周りも協力してくれます。来年、より多くの日本人が参加してくれることを願っています。