アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2014年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
鈴木 万葉さん
日本日本
2014年度
  • 千葉大学
Q. プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。

この事業に参加する前から英語で行われる授業を取ったり、留学生と友達になったりして英語に触れ、話す機会はありましたが、なかなか慣れませんでした。この事業に参加して、24時間アスジャの学生と一緒に生活することでずっと英語を話さなければならない環境に身を置くことができ、英語を話すことを躊躇わなくなりました。今では、英語で日本人と話すと、外国に行ってたんですか?とよく聞かれます。外国どころか飛行機にも乗ったことがないですと答えると驚かれます。英語はもう話せるものだと自分で思い込んでどんどん使っていこうと思います。英語でのディスカッションは大変でしたが、予備知識があれば単語しか聞こえなくても理解できるということがわかり、語学はもちろん自分の専門分野の勉強にも力を入れようと思えました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

ディスカッションの時わからなそうな顔をしていると、アスジャの留学生が分かりやすいように言い直してくれたり日本語を交えて説明してくれたりして助けてくれました。嫌な顔をせず私たちを置いていかないでちゃんと議論に参加できるように配慮してくれる温かい気持ちが伝わってきて嬉しかったですし、そういう態度を見て私ももっと彼らと分かり合いたいという気持ちになりました。また、彼らと仲良くなりすぎて一緒にいることが当たり前になってしまい普通に日本語で話かけてしまうなんてことが多々ありました。日本語がわからない子なのに伝わることもありました。友達になるのに言語も国籍も関係ないと思いました。

Q. 次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。

英語を話せるようになるには外国に行かないといけないなんて嘘です。実際、私はこの夏1か月留学に行った友達よりも英語が話せる自信があります。それは、留学では日本人の留学生同士でいることが多く現地の学生と触れ合う機会が少ないのに対し、このプログラムはかなりアカデミックな内容のディスカッションが多くをしめていたからです。日本で合宿なんて意味ないと思わず参加すべきだと思います。アスジャの留学生はとても優しいです。英語の能力より必要なのは分かり合いたいと思う気持ちです。英語力なんかよりも大切なことを見つけることができるプログラムです。もちろん、参加する姿勢によりますが。頑張って下さい。