アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2018年度2019年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
ニヤム・ツ・チャオさん
シンガポールシンガポール
2018年度
  • アスジャ・シンガポール国費留学生・早稲田大学大学院
Q. この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりましたか。

このワークショップで初めて日本人と一緒にプロジェクトをしました。日本人の仕事に対しての積極的な態度を憧れていた僕にとっていい経験でした。プロジェクトのディスカッションと食事中の会話を通して日本人の文化や生活についてたくさん学びました。

このワークショップは英語のワークショップですが、日本人学生の英語力でははっきり言えないことがあると感じています。そのせいで、ディスカッションでは発言することが少ないです。僕たちのグループではもし言いたいことが言えない時、まず英語で言ってみて、その後日本語で補足するルールを作りました。日本人にとってちょっとだけ楽になったと思いましたが、もっと話したくなりました。僕が学んだのは、ディスカッションの時多分皆は意見を持っていますが、話したくはありません。どうすれば話せるようになる楽な環境を作られるかは一番大切だと思います。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

ディスカッションにしろラジオ体操体験にしろ僕にとってとても面白かったです。でも一番印象に残ったのはプレゼンテーションでした。僕たちのプロジェクトはほかのグループに比べると簡単だし、わかりやすかったです。しかも、晩ごはんの直前だから、皆は起きていて注意深く聞いているはずです。だから、たくさん難しくて答えられない質問が来るのを怖かったです。だから、グループで決めたのは、どんな質問であろうとも、まず聞いて、グループで討論してから、一人ずつ答えることにしました。予想通り、質問がたくさん出てきました。でも一人の力ではなく、皆の力に合わせて、質問を一つずつ答えました。満足感が感じました。

Q. 将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことはどのように役に立つと思いますか。

日本人と一緒にプロジェクトやディスカッションをするチャンスはめったにありません。でもこのワークショップを通じて貴重な機会をもらいました。難しい課題に対して日本人の見方、考え方と思考パターン、または質問と議論するスタイルをよくわかるようになりました。シンガポール人とは全く違うと思います。例えば話しかたはもっと僕たちより婉曲です。もっとダイレクトな言い方を好きではないかもしれません。今後日本人とまたディスカッションをするときそのポイントを覚えながら自分の意見を述べるべきです。