アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2015年度2016年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
キンサモン・スックウィサンさん
ラオスラオス
2015年度
  • アスジャ・ラオス国費留学生・横浜国立大学・埼玉大学大学院
Q. この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりましたか。

日本の大学生と交流することによって、お互いにイメージも変わりました。私は最初は日本人の大学生は外国人留学生と交流するのはあまり得意ではないと思っていました。なぜかというと、日本人の大学生は人前で意見をいうのは得意ではなく、恥ずかしがることが多いからです。けれども、お互いに時間をかけて、交流することによって、信頼関係も生まれました。それから、お互いに助け合うことで、相手の気持ちに共感できました。初めて会ったときは遠慮がちな日本人の大学生たちも、だんだん慣れるととても優しいです。友達が何か困ったときに、自分のことのように助けます。私はこの事業を通して、日本人の大学生に対してとてもいいイメージを持ちました。さらに日本人の大学生は礼儀正しい学生だというイメージも持ちました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

活動中、印象に残ったエピソードは発表会の前に、みんなで一生懸命練習したことです。練習のときはお互いに誰が何ができて何ができないかを検証しながら、コメントし、直していきます。みなが納得できるまで練習を続けました。このことにより、それぞれを尊重しながら、相互理解も生まれました。お互いに信頼関係を構築することができました。また、もうひとつ印象に残ったエピソードは、運動会のときのことでした。交流会は普段はあまり交流したことがグループと交流ができて、良かったです。特にラジオ体操の練習のときは、簡単に見えますが、実際に自分でやってみたら、かなり難しいです。けれども、日本人の大学生に優しく教えてもらったおかげで、少しずつできるようになりました。

Q. 将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことはどのように役に立つと思いますか。

この事業で学んだことはコミュニケーション能力です。事業の最終日に発表会があるため、その前にみんな一生懸命に練習しました。どのようにしたら聞く人に伝わるかを考えました。いくら知識を持っていても、伝える能力がないと、自分の言いたいことが伝わりません。そして、自分の持った知識・自分の考えを他人に伝えたいとき、上手に伝えないとリーダーにはなれません。リーダーとは説得力を持つ必要があります。上手く人を説得して、自分が思った戦略・政策を行動してもらうのはリーダーの役割です。私は将来、日本と母国の架け橋のリーダーになるために、今のうちに、コミュニケーション能力を磨いて行きたいと思います。将来、人を説得する機会が増えるからです。