アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2015年度2017年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
ヒヤ・フェビエンさん
シンガポールシンガポール
2015年度
  • アスジャ・シンガポール国費留学生・京都大学大学院
Q. この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりましたか。

日本の大学生との交流は実り多いものになりました。現在私は大学院で研究をしていますけれど、学部学生と話す機会がありません。ですから日本の大学生と交流する前は学部学生の考え方が分かりませんでした。前に高校生との交流で若い世代の考え方と態度を理解できましたけど、彼らの先輩に当たる大学生はどんな希望や、夢などを持っているか、またどんな態度をとるかイメージできませんでした。第一印象は日本の大学生は少しシャイだということでした。ですが時間が経つにつれ、打ち解けて、段々楽しくなりました。ワークショップは英語で行われたから、大学生は難しいと思ったはずですが、一生懸命英語で話していました。いい態度だと思いました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

ワークショップ中、多くの思い出に残るイベントがありました。例えばいろいろなグループパフォーマンスやラジオ体操です。その中で一番印象に残ったエピソードは、二日目の夜に午前1時までディスカッションをしたことです。眠い状態でコーヒーを飲みながら、発表のスライドを作って、プレゼンテーションスクリプトを書いて、けっこう面白いシナリオができたと思います。結局、皆寝不足ながらもちゃんと翌日の活動をやって、発表も成功しました。その様子から皆の真剣な取り組みが見えて、感動しました。今回のワークショップは素晴らしい経験でした。私たちは多くの国からの友達を作ることができました。

Q. 将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことはどのように役に立つと思いますか。

前回のアセアン文化祭典と同じように、将来のリーダーにとって、この活動はネットワークの構築と友達作りの良い機会となりました。重要なことは、ワークショップで、さまざまな研究分野の連携が容易になったことです。様々な専攻の学生が自分たちの知見を組み合わせ、それを具体的な提案に作り上げました。将来のリーダーにとってメンバーの強みを結集して、実行に移すことは重要なスキルです。さらに、多国間の関係が深まるように、将来のリーダーは、取り組み方やバックグラウンドがさまざまなメンバーと協力し、共通の目標に向かって進むのです。

日本の大学生と交流した三日間のワークショップは良い勉強になりました。来年もぜひつづけてほしいです。