アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
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ワークショップ参加者の感想集
オー・クアン・イーさん
マレーシアマレーシア
2015年度
  • アスジャ・マレーシア国費留学生・群馬大学
Q. この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりましたか。

この事業に参加するのは三回目になります。これまでの活動に振り返り、グループの話し合いにおいて、自分の意見をちゃんと言い出して、また他人の意見を受け入れることはとても大事なことであると学びました。今回ではどのグループにも参加せず、サブファシリテーターとして各グループの進行を確かめ、必要に応じて助けに入ることになっています。最初から積極的に話し合いを始めるグループでは話し合いの進行がスムーズに行われるという印象を受けました。その反面、意見がなかなか言い出せない場合、グループ全体をまとめるのに、かなり時間をかかりました。このことから、意見を述べられるようにすることの大切さを学びました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

夕食の交流会に私に話しかけてくれた日本人の大学生がいました。彼はマレーシアのことにすごく関心があり、私にいろいろ聞いてくれましたが、情けないことに、彼の質問に対して、私が答えられなかった質問もそれなりにありました。また、答えられた内容に関しても、私が知っているマレーシアの一面に限る話でしたから、彼にちゃんと説明できたのかどうか不安でした。このことから、私にはまだマレーシアについて知らないことが多いと感じていました。今後はこれらの問題に答えられるように、マレーシアに帰る時はいろいろと気を配るつもりです。同時に、彼がマレーシアに関心を持っていたことから、とても嬉しく感じました。

Q. 将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことはどのように役に立つと思いますか。

この事業は日本人と交流することだけでなく、最終日の発表に向けて、グループ内で役割分担を行って、情報収集もして、パワーポイントなどを作ります。今回は前回参加した経験を生かして、各グループが話し合いをするときにアドバイスや助言をすることになってます。そうしているうちに、私は経験の大切さを思い知ることになりました。また、経験がある人がその経験をきちんと後輩に伝えることも大切なことであると気づきました。良いリーダーになるために、いろいろな資質は求められているが、先人たちの教えに耳を傾けて、彼らの経験を糧に学ぶことも大事だと考えるようになりました。将来、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなっていたら、これらの経験を生かしていけたら良いと思います。