アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2014年度2016年度2018年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
グアン・チャイ・ユーさん
マレーシアマレーシア
2014年度
  • アスジャ・マレーシア国費留学生・九州大学大学院
Q. プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。

事業の主な時間は日本大学生と一緒にグループディスカッションを進めた。2015年のアセアン経済共同体設立のために、3つの共同体のブループリントがセブ宣言で発表されており、それに従い総合プランを実行している。私達のグループはアセアン経済・社会文化共同体の実現可能性、設立の主な背景、設立によるインパクトを巡り、話し合いを行なった。日本とASEAN諸国の間では貿易、直接投資、ODAの展開を通して重要な役割を担ってきたといえる。この進展では、必ずしも日本側からASEANに対する貢献だけではなくて、ASEANから日系企業の生産・物流ネットワークを与えることができるということが分かった。この項目を通し、私は日本政府の外交政策や日本人のアセアン諸国に対しての見解などの認知を高めた。一方で、この交流会では一番身近な手段として日本の大学生がアセアンを知り、興味を持ち、刺激を受けた活動だったと思う。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

印象に残ったエピソードは国立中央青少年交流の家で行われた懇親会だった。地域で幅広い年齢層で構成されている地元の青年団及び日本大学生との夕食をかねて、日本人と東南アジアの留学生の交流会だった。懇親会が開催された次に、地元の青少年団体は本当に豪快だった。太鼓パフオーマンスを披露し、太鼓の力強い音が心まで鳴り響いた。私は太鼓と言えば太鼓を模したゲーム機『太鼓の達人』しか見たことがなかった。今度の和太鼓演奏を聞くとき、綺麗な音が揃っているのに、皆さんが力の続く限り太鼓を打たれる姿に感動した。懇親会が終わるまでに、地元の青年団が導いた踊りは皆さんで一緒に踊り、凄く楽しい時間を過ごした。この懇親会を通し、自分のディスカッショングループ以外の日本人と接することが出来て、新たな人間関係を構築したことができた上に、日本の芸術に関する認知も増えてきた。