アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2016年度2018年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
ソンプー・ニョッドマニーさん
ラオスラオス
2016年度
  • アスジャ・ラオス国費留学生・東京工業大学大学院
Q. この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりましたか。

数年前の日本人の大学生と比べてみたら、大きく変わったのは英語力と外国人との接し方だと思います。私が2007年に最初に留学した時には、英語ができる子はほとんどいなかったし、留学生とは積極的に交流したがらない子も多かったです。今の大学生達はほとんどが上手に英語が話せるし、留学生と抵抗なく楽しく交流ができると感じました。まさに今はグローバリゼーションだなぁと思いました。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

私にとって印象に残ったのは、メインのディスカッションではなく、日本のラジオ体操についてです。普段はあまり大事だと思われないことですが、実は日本のいい独特な習慣の一つであり、昔から今まで学校や会社や公園などでもよく行われており、深い歴史的なものです。留学生にもあまり知られていないし、日本人の若者も忘れていそうな習慣だと思います。今回のように日本人の若者に教えてもらって一緒にやるのは彼らにとっても復習になるし、私達にとってもいい体験になりました。できれば、軽い感じではなく日本人が本格的にやっているような感じでその本物の大変さと厳しい訓練を体験した方がいいと思います。このラジオ体操はアスジャの各事業に取り入れて、事業期間中に毎朝活動の前に行うのもアスジャの独特な習慣の一つとして面白いかもしれないと個人的に思います。それに、みんなが輪になり足を合わせて一斉に立ち上げるゲームもチームワークの性質が実感できてとてもよかったと思います。

Q. 将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことはどのように役に立つと思いますか。

この事業で日本人学生とアセアン学生が同じグループになり、ディスカッションをしながらあるテーマについて発表したことによって、意見交換もお互いの考え方もある程度理解できるようになりました。今後もこのように何かのプロジェクトについてやる時には、お互いに意見を自由に出し合って、お互いの考え方を尊重しながら良い結論を出すことが大事だと感じました。また、グループの中であまり意見を言えない人には相手に聞く姿勢を示しながら質問する形などのフローをするのも必要だと思いました。最後に、忘れはいけないことは、いつも冷静に強い喧嘩なく平和に話し合って結論を出すことだと思います。私達のグループはもめることなく平和にディスカッションができてよかったです。リーダーになるためにはみんなにとって公平か平和かなども考えながら行動するのは大切かもしれませんが、私もまだまだですが、少しずつ訓練していこうと思います。