アスジャ・ワークショップ同窓会
アスジャインターナショナル
2018年度ワークショップ参加者の感想集
ワークショップ参加者の感想集
松浦 貴大さん
日本日本
2018年度
  • 早稲田大学大学院
Q. プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。

さまざまなバックグラウンドを持つ人と英語で意見を交換する経験を積めたと思います。日本人は意見を言うことが苦手な人が多いといわれてきたと思いますし、やはりアセアンの留学生の方が発言回数は多かったと思います。しかし留学生たちは日本人学生の発言を促してくれて、発言しやすいような環境にしてくれます。またさまざまな国の人たちと英語でコミュニケーションをとるため、日本ではなかなか使う機会のない英語を存分に使うことができましたし、英語の理解度も初日と比べて良くなったと思います。それだけでなく、アセアン諸国の将来リーダー達と事業を考える機会が与えられて、論理的な考え方、相手への伝え方、プレゼンの構成など、これから社会に出ていくにあたって必要なスキルを磨くことができたと思います。

Q. 活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教えてください。

夜中2時までのディスカッションが印象に残っています。3泊4日という短い時間で難しい問題を解決するための方法を考えることは容易ではありませんでした。アイデアが浮かんでもそれを相手に伝えるための準備は大変でした。しかしチームが一つとなって、良いものを作ろうと、本気で考え、ぶつかり、そして一致することはなかなかできない体験でした。仲が良くなった友人の国と私が住む日本との関係を良くしていくことは夜の眠気を忘れるほどに熱中させてくれました。

Q. 次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。

とにかく行動を起こしてみてください。私もアセアンにものすごい興味があったというわけではありませんでした。しかし、いろんな国の人と触れ合うことで、外国の問題が他人事ではなく、身近に感じることができるようになると思います。要するに視野が広がります。グローバル化が進み、またアセアン諸国の成長が著しい中で、視野を狭くすることは危険だと思います。

せっかくの大学生の夏休み、3泊4日で人生が変わるとは言いませんが、いろいろとやりたいこと、好きなことなどが見えてくるのではないかと思います。僕自身アセアン諸国の事情についてかなり興味がわきましたし、絶対に10か国すべて回りたいという思いが芽生えました。変わるきっかけにはなると思いますので、ぜひ参加をしてみてほしいと思います。